専門分野
朝鮮近代史。19世紀末から20世紀前半にかけての朝鮮思想史。近代朝鮮のナショナリズムの形成と展開。近代日本のアジア認識、近代日朝比較思想史にも関心を持っている。
業績
著書
- 月脚達彦『朝鮮開化思想とナショナリズム─近代朝鮮の形成』(東京大学出版会、2009年)
[韓国版]최덕수 옮김『조선의 개화사상과 내셔널리즘』(열린책들、2014年)
- 三谷博・並木頼寿・月脚達彦共編『大人のための近現代史 19世紀編』(東京大学出版会、2009年)
[韓国版]강진아 옮김『다시 보는 동아시아 근대사』(까치、2011年)
- 月脚達彦『福沢諭吉と朝鮮問題─「朝鮮改造論」の展開と蹉跌』(東京大学出版会、2014年)
- 月脚達彦『福沢諭吉の朝鮮──日朝清関係のなかの「脱亜」』(講談社、2015年)
論文
- 「近代朝鮮における国民国家創出と立憲君主制論」(日韓歴史共同研究委員会『第2期日韓歴史共同研究報告書』、2010年)
- 「近代朝鮮の条約における『平等』と『不平等』」(『東アジア近代史』13、2010年)
- 近代朝鮮の儒教的知識人と「武」──朴殷植と「尚武の精神」(『韓国朝鮮の文化と社会』10、2011年)
- 兪吉濬『世界大勢論』における「独立」と「文明」──内田正雄『輿地誌略』との比較から(『東洋史研究』72-3、2013年)
翻訳
- 月脚達彦訳注『朝鮮開化派選集─金玉均・朴泳孝・兪吉濬・徐載弼』(平凡社、2014年)
国際シンポジウム
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その他の業績
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受賞
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