東京大学大学院総合文化研究科
言語情報科学専攻
Language and Information Sciences, University of Tokyo
18世紀から19世紀前半のロシア文学。急激な西欧化によって社会の様相が一変するこの時代のロシアで生み出された文学とはどのようなものだったのか、またそれは社会の中でどのような意味や機能を持ったのか。具体的にはロモノーソフ、デルジャーヴィン、カラムジン、プーシキンといった個別の重要作家の研究を中心に、近年はエカテリーナ二世期の文化政策、ヴォルガ川の文学的表象、対ナポレオン戦争の文化的記憶といったテーマに取り組んでいる。