この度、本専攻所属の小田 博宗 講師が、一般財団法人新村出記念財団より新村出研究奨励賞を受賞されました。
本賞は、日本における言語学・日本語学の更なる発展を目指し、優れた業績を表彰するもので、授賞の対象となるのは、言語学・日本語学及びこれに関連する分野における個人又は団体による、将来性のある研究です。
小田先生のご受賞を心よりお慶び申し上げますとともに、今後のご健勝と益々のご活躍を祈念致します。
【受賞業績】
研究題目「生成言語類型論に基づく言語間差異と普遍性の解明」
(1) Hiromune Oda, “Large-scale pied-piping in the labeling theory and conditions on weak heads,” The Linguistic Review 41(1), De Gruyter Mouton, 2024年1月, 153-185.
(2) Hiromune Oda, “Decomposing and deducing the Coordinate Structure Constraint,” The Linguistic Review 38(4), De Gruyter Mouton, 2021年12月, 605-644.
(3) Hiromune Oda, “Japanese free choice items as unconditionals,” Natural Language Semantics 29(2), Springer Nature, 2021年3月, 281-338.
【関連リンク】
一般財団法人 新村出記念財団:
https://s-chozan.main.jp/?p=7906
総合文化研究科 【受賞】言語情報科学専攻の小田博宗講師が新村出研究奨励賞を受賞:
https://www.c.u-tokyo.ac.jp/info/news/awardsandbook/20241121150000.html